英語辞書いらずになる具体的行動
英語の「勉強」をしていたら、英語の辞書など一生手放せません。それこそ、何か間違っている証拠です。
英語世界を作ろうと意識すると、英語の辞書を「読める」ようになり、いつの間にか「辞書いらず」になれます。
辞書なしで英語の文章が読めたとき、感動しますよ!

英語辞書いらずになる具体的行動

ついに、ここまで来ました。筆者の苦闘二十年における結晶を公開します。みなさんが英語で苦労しないよう、英語を楽しくモノにしてしまえるよう、筆者はお星さまに祈っています。毎日は楽しい方がいいに決まってます。皮肉なことに、英語ができると毎日はもっと楽しくなります。

<このページ(英語辞書いらず)の目次>
1.英語学習の基本的スタンス 4.英語の辞書の引き方
2.文法の勉強のしかた 5.どうやって読むの?
3.英単語の覚え方 6.よし、何をテキストに始めようか?

↑クリックすると飛びます。でも、順にスクロールしながら読むことをオススメします。

英語学習の基本的スタンス

ちょっとした考え方の変革が、大きな違いを産むことは、自己啓発の本にやたらと出ていますが、それは本当です。英語学習においては、前のページにありましたように、「体系的に感覚を掴む」ことが、考え方になります。

「感覚を掴むのだ」という基本的スタンスをいつも忘れないこと。それを心がけているだけで、自ずから英語学習の質、方法は、まったく変わってきます。

文法の勉強のしかた

まず、小難しい定義なんか「くそくらえ」だと思ってください。ぼくらがすることは感覚を掴むこと、脳みそで言えば右脳を活躍させることです。

現在完了? うるさいっつうの。haveでこう何か手にしてる、手に残っている感じが大事なのです。文法的に現在完了になるから、ここは「have+過去分詞」だな、なんて考えて使うネイティブなどいるわけありません。

ネイティブでもないぼくらが、どうしてネイティブよりも複雑な手続きを取れるというのでしょう? 

手にしてる感じがイメージとして頭に浮かんでいるから、「have」と来て、次に何を手にしているのか相手に伝えるために、過去分詞が来るわけです。「現在における結果」やら「完了」やら「経験」やらは、日本語の問題であって、英語世界においては「have」は一つです。一つのイメージ、感覚です。

そういう感覚を掴むことこそ英語の学習なのであって、理屈やら何やらはどうでもいい些末です。そんなものは、英語教育の関係者たちが飯を食っていくために開発したタワゴトです。したり顔したタワゴトなんて、尾てい骨を蹴り上げてやればいいんです。スキー靴を履いたままで。

英単語の覚え方

単語も同じです。「dog=犬」? 違います。「dog=わんわん、しっぽ振ってクゥーン(というイメージ)」です。だからdogが動詞として使われたとき、「つけ回す」んだろうと、感じとして予想できるわけです。

「dogというイメージ」ができたとき、初めてdogという単語が自分のものになったと言えるのです。単語帳など作って、dog=「名詞では『犬』、動詞では『つけ回す』。よし、覚えたぞ」なんてのは、完全に英語教育にやられちゃってます。そうやって、左脳to左脳の処理で、覚えられるわけがありません。何かを本当にモノにするとき、鍵となるのは「右脳」です。

「その単語のイメージを定着させる」ことを目標にしますと、とたんに頭の深いところに入り始めます。作業としては「英単語(左脳)toイメージ(右脳)」になります。ほとんど忘れないので、そんなに努力しているつもりもないのに、単語量は増えてしまいます。メキメキです。

大事なので、もう一度言ってみます。「英単語toイメージ」、「左脳to右脳」。バリバリ、ドドーン! 雷に打たれましたか? 打たれたなら、覚醒です。辞書の引き方でさえ、今までとは全く変わってきます。

英語の辞書の引き方

おっと、このタイトルは間違えてますね。英語の辞書は「引く」ものではなく「読む」ものです。今までは引いていましたよね。なんだか急いで、日本語の意味だけサッと確認して。それでイメージは定着しますか?

慌てるのも分かります。なにしろ、こんなペースでは一生英語ができないってことが、うすうす感じられるからです。覚えなきゃならない膨大な量の単語、乏しい記憶力、強い忘却力。それも、もう変わります。いや、変わりました。「単語toイメージ」で。

思い当たるフシがあるでしょう? 脳みそにおいて、イメージの処理は「膨大な量もペロッと飲み込み」、そして「忘れない」。

分からない単語が出てきたときは、辞書を読むようにして、イメージを定着させようとしてください。それだけで、単語に関しては万事オーケー。単語帳? ただでさえ短い人生に、そんなの作っている暇なんてありません!

で、どこを読むのかというと、まずは「例文」です。だから辞書を選ぶときは、例文が充実しているものを選びます。訳したりするのではなく、その単語のイメージ、感覚を掴もうとしながら例文を読みます。日本語は取っ払って、英語の例文と頭の中のイメージを直接結びつけてください。例えば「She seized my arm.」とあったら、「彼女は私の腕を掴んだ」と日本語訳はしません。「あの子(She)が、ぐいっと掴んだ(seized)、ぼくの腕(my arm)」という「イメージ」を思い浮かべるのです。日本語は全く介在させません。例文は多く読む方が、その単語の正確なイメージが作りやすくなります。

もう一つは「語源」です。語源はとてもイメージを掴みやすくしてくれます。鴎外森林太郎(医者、文豪、筆者の友達のひいおじいさん)は、語源をチェックすることで覚えていったそうです(鴎外氏の場合はドイツ語だったでしょうが同じことです)。

例文にしろ、語源にしろ、辞書ではなぜか細い字で出ています。だから、読まなくていいだろうなんてタカをくくっていた人も多いと思います。ところが、そこが大切だったんですね。

確かに、辞書を開いている時間は長くなります。テキストよりも、辞書を読んでいる時間の方が、ずっと長いなんて事態にもなります。しばらくは英語を読むのに、妙に時間がかかるようになるでしょう。それでも焦らないことです。すぐに「辞書読み期間」は終わります。人によって違うでしょうが、数ヶ月という単位になると思います。

いつの間にか脳に英語世界が出来てきて、語彙がしっかりと定着してくれます。辞書を開く回数が減ってきます。それがどんなに短い文章でも、辞書なしで読めたことに気づいたとき、結構感動しますよ。

どうやって読むの?

英文テキストの読み方だって変わってきます。今までは辞書を引き引き、辛うじて意味が分かった時点で「ようし、読んだぞ」なんて満足していました。そんなんで、「感覚を掴む」ことはできますか?

英文テキストを読むことは、英語学習において王道です。ちゃんと読めるようになれば、英語学習のスピードはグンと加速します。

英字新聞を読むようになれば、時事英語、実用英語も自然と身に付きます。セリフのあるもの(漫画、戯曲など)を読めば、英会話力もついてきます。まだ翻訳されていないビジネス書を何冊か読めば、もういっぱしのコンサルタントを名乗れますし、文学を読めば、日本語世界しか持っていない人より、(心の)宇宙が拡がります。そしてジョークを読めば、暇なときにも一人ニヤニヤできます。

ぜひ英文テキストを読めるようになりたい。では、どうすればいいのか? 今までと同じやり方をしていたのでは、今までの通り、読めるようにはなりません。

英文テキストを前にして、「感覚を掴む」作業とは、つまり「復習」です。同じ文章を何度も読み返すのです。

「勉強」となると、英文読解が出来た時点で終了となります。とんでもない。そこからです。意味が分かったら、今度は「日本語を介在させず、英語のままで読んでるよ、オレ!」となるまで繰り返し読むのです。

初めの読みは「辞書を引き引き」になるでしょう。次の読みは「ちょこちょこ辞書を引く」になるでしょう。そうやって、ついに「辞書なしで全部英語のまま読めた!」となるまで繰り返すと、オソロシイまでの単語量が、例文と共に頭に入ることになります。

「意味が分かった」くらいで満足してはいけないのです。「英語世界が出来てきた」ことに満足してください。勉強ではないのです。練習です。

よし、何をテキストに始めようか?

そうなると、なるべくイメージの沸きやすいものの方が、テキストとして良くなりますね。あんまり長いのも続かないし、特殊な英語も避けたい。どうせなら一石何鳥にもなると、都合がいい。たとえばユーモアのセンスなんかあると女の子(男の子)にもてるって言うし。何かいいものはないかしらん?

あ、あれだ! あれで行こう! どうせなら、みんなでやりましょう! ということで、次の章(→無料メルマガで英語学習)に。

「もう少し深く学習法について読みたい」って方には、裏ページを用意しています。英語を勉強するなと言っても、何もするなってことではありません。やる気ある方は、→英語みちへ。

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