ジョーク集(メルマガ『笑える英語』から)

筆者ヤスヤスが毎週月曜日に発刊しておりますメルマガ『笑える英語』のバックナンバーより、お気に入りのジョークをいくつか紹介します。

メルマガより、かなりテキストを削り、あくまでもジョーク集としています。実際のメルマガの様子をご覧になりたい方は、「まぐまぐ」の登録スタンドで最新号が公開されていますので、そちらからご覧ください。(→最新号を見る

「ここは食事が..」(2004/3/27号より)

■ちょっとした準備

観光地の食事はまずいというのが通り相場です。まずい上に、これじゃあ…。
・Catskills:キャッツキル(山地)。米国 New York 州東部にある。

■「ここは食事が..」

 Two elderly women are at a Catskills mountain resort,
(二人の年配の女性がキャッツキルの山のリゾートにいる)
and one of them says:
(彼女たちのうちの一人が言う)
“Boy, the food at this place is really terrible.”
(まあ、ここの食事はなんてひどいの)
 The other one says,
(別の一人が言う)
“Yeah, I know, and such ...small portions.”
(ええ、そうね。その上、とっても量が少ないじゃないの)

■解説

ウッディ・アレンの映画「ANNIE HALL」のオープニングで使われていたジョークです。「まるで僕の人生に対する感想のようだ」って。

「portion」はだいたい「分け前」だと思って間違いないですね。食 事で使う場合は「取り分けた一人前の量」になります。 このresortでの食事全般のことを言っているので、複数形を表す「s」 が付きます。この「s」が効いてますね。

「I know」=「私は知っている」って思っちゃだめです。この場合は、 相づちに近い感じで「同意するよ」って意味です。

Seattle Marinersの長谷川投手がinterviewで、よく「You know」 って入れるものだから、「スンゲー英語出来るよ」って感じになりま すが、その「You know」と同じ感じの「know」ですね。

「You know」は「You know?(君は同意するよね?)」から、「ね」 くらいの軽い意味になった間投詞です。やたらに使ってみせれば、 English speaking peoplesをびっくりさせられます。

「そうかなあ(同意できない)、どうかしらねえ」というときは 「I don't know.(ちょっと首をかしげる)」と使います。

「彼女は欠点だらけ」(2004/4/17号より)

■ちょっとした準備

恋人とは嗜好が合うといいですね。芸術を語り合うこともできませんもの。

■「彼女は欠点だらけ」

I've got a new girlfriend.
(新しいカノジョができたんだ)
She reads modern novels,
(現代小説を読んで、)
likes classical music and impressionist art
(クラシック音楽と印象派のアートが好みでね)
and loves visiting museums.
(そして美術館に行くことが大好きなんだ)
But then, nobody's perfect.
(でも、まあ、誰にだって欠点はあるし)

■解説

「Noboby's perfect.」は、「誰にだって欠点はあるさ」ということを言いたいときの決まり文句です。

コメディ好きなら知らない人はいない名ゼリフで、Billy Wilder監督の映画「SOME LIKE IT HOT(お熱いのがお好き)」に出てきます。楽しみがなくなるといけないので、ここでは説明しませんが、名優Jack Lemmonの表情が最高です。怒っているような、困っているような、何とも言えない顔をするんです。

 

「そんなにはかかりません」(2004/4/24号より)

■ちょっとした準備

ジョークに出てくる上司と言えば、人でなしに決まっています。もちろん実生活でも、それは当てはまりがちです。

■「そんなにはかかりません」

My boss is really tough on latecomers.
(私の上司は遅刻する者に対して本当に厳しい)
One day one of his assistants arrived an hour late,
(ある日、彼のアシスタントのうちの一人が一時間遅れてきた)
all bruised, bloodied and bandaged.
(すっかりアザだらけで、血まみれで、包帯に巻かれて)
And as he limped over to his desk, the boss came in and said,
(彼のデスクに足を引きずりながら行くと、その上司が入ってきて、言った)
"Where do you think you've been? You're an hour late."
(君は一体全体どこにいたんだい? 君は一時間も遅刻している)
 The assistant said, "I'm sorry, I fell down a flight of stairs."
(そのアシスタントは言った。「すみません。階段に落ちまして」)
 And the boss said, "And that took you a whole hour?"
(すると上司は言った。「一時間もか?」)

■解説

最後の上司のセリフが“it took you ~”だった場合、全然普通になってしまいます。理屈は文法書を見れば分かりますが、「感覚」を掴むにはジョークが最適です。

「poorでdumbな動物?」(2004/5/8号より)

■ちょっとした準備

毛皮のコートといえば、ステイタスを満足させるファッションとして、マダムたちにはたまらないものです。動物愛護の視点からすれば、止めて欲しいですが。

■「poorでdumbな動物?」

As she watched her mother trying on her new fur coat, the daughter said,
(母親が新しい毛皮のコートを試そうとしているとき、娘が言った)
"Mother, don't you realize that some poor, dumb beast suffered so that you could have that coat?"
(ママ、分からないの? ママがそのコートを着られるためには、かわいそうな、物言えぬ動物がひどい目にあったってことを)
 And the mother looked at her and said,
(するとその母親は娘を見て、言った)
"Don't you dare talk about your father that way!"
(あなたの父親をそんな風に言うのはよしなさい!)

「あと、こんぐらいのトコで」(2004/5/15号より)

■ちょっとした準備

工事現場のそばでは、気を付けなければなりません。足下ももちろん、頭の上も。

■「あと、こんぐらいのトコで」

I was walking past this building site
(私はある工事現場を歩いて通り過ぎていた)
when this brick came hurtling down, missing my shoulder by this much!
(そのとき、こんなレンガがビュッと落ちてきて、肩を打ちそこなったんだ、あとこんだけの所を)
 Thank goodness!
(やれやれ、良かった)
 And landing smack on the top of my head!
(そしてバチンと着地したんだ、頭のてっぺんに)

■解説

非常に映像的な、Vividな語り口です。まず“I was walking”と来るところなどは、なるほど進行形はこう使うのかと感心します。関係副詞whenで、パッと映像が切り替わり、“hurtle”という擬態語的な動詞が使われます。結局“Smack!(バシッ)”と頭に当たります。“this”の使い方も効果的。

「長く続けるコツ」(2004/6/5号より)

■ちょっとした準備

いつまでもトキメキを失わずに、素敵な結婚生活を続けたいものです。長続きさせるためには、それなりの努力も必要です。

■「長く続けるコツ」

When people ask me the secret of our long marriage, I tell them.
(私たちの長い結婚生活の秘密を聞かれると、こう言うんです)
Twice a week we take time off to go to this romantic little restaurant we know.
(週に2回、暇を作って、なじみのロマンティックで小さなレストランに行きます)
There's dinner by candlelight, soft music and dancing under the stars.
(ろうそくの明かりでのディナー、静かな音楽と、星空の下でダンス)
She goes on Mondays, I go on Thursdays.
(彼女は月曜日ごと、私は木曜日ごとに行きます)

「冗談でしょ、太らせる気?」(2004/7/17号より)

■ちょっとした準備

個人主義的自由を尊重するアメリカでは、メニューを頼むときに細かく注文を付けます。誰かが「ものすごく」細かい注文を付けはじめても、それを「わがまま」とは見ずに「意見」と見て、尊重します。とは言っても、店の人から見れば面倒くさい客ですから、皮肉の一つも言いたくなります。

また肥満が社会問題になるほどで、そのくせ(だから?)多くの人はダイエット中です。

■「冗談でしょ、太らせる気?」

"I'll have a banana split made with two bananas, three scoops of vanilla ice-cream, chocolate-chip sauce, chopped nuts and a big dollop of whipped cream."
(私はバナナ・スプリットをいただくわ。2本のバナナに、3すくいのバニラ・アイスクリーム、チョコレート・チップ・ソースと、粗切りのナッツ、それに大きな一塊のホイップ・クリームのやつをね)
"Would you like a cherry on top?"
(さくらんぼを載せたら、いかがです?)
"No thanks. I'm on a diet!"
(いいえ、結構。私はダイエット中よ!)

■解説

“I'm on a diet!”とツンとするところで、「細かい注文」に対する意味合いのズレが生じています。細かい注文を付ける理由が「ダイエット中だから」という人は多く、そんなとき店員や連れの人に「ごめんなさい」というニュアンスを込めて、“(I'm sorry.)I'm on a diet.”と言うものなのです。

そんだけ食べておいて、さくらんぼ一つでダイエットだと言い張るところもFunnyなんですけど、店員の微妙な皮肉に対して、細かい注文に対する言い訳の定番をしれっと持ち出しているところもまた良いところ。

「燃えてきたぜ」(2004/8/21号より)

■ちょっとした準備

相手を憎んでいないとボクシングは出来ないらしいですね。だからトレーナーは試合前、選手に吹き込んだりします。「最低の奴だから、ぶん殴ってやれ」と。

■「燃えてきたぜ」

Just before the fight started, my trainer started yelling in my ear.
(ちょうど試合の始まる前、トレーナーが私の耳ん中に叫び始めた)
He told me that my opponent beat his wife, kicked his kids and starved his mother.
(彼は私に言った、対戦相手は奥さんをぶち、子どもを蹴り、母親を飢えさせるんだと)
That really made me fighting mad.
(それは私をマジで、カッカとさせた)
If there's one thing I can't stand,
(もし、我慢できない奴がいるとしたら)
it's someone shouting in my ear!
(耳ん中で怒鳴る奴だ)

■解説

「オチになる前のラインをどこまでギリギリ保てるか」もジョークの効き方を変えます。このジョークは、本当に最後(it's someone)まで保っているところがなかなかです。

ジョークにしないとすると、どうなるか考えてみましょう。
“it's someone bullying the weak.”あたりでどうでしょうか?

「ゴルフを中断するほどに?」(2004/8/28号より)

■ちょっとした準備

「三度の飯よりゴルフ」って人もいます。ゴルファーの数と、ほぼ一致するようです。

■「ゴルフを中断するほどに?」

I was playing golf with a friend the other day and,
(この間、友達とゴルフをしてたら)
just as we were about to tee off,
(ちょうどティー・オフをしようとしていたときに)
a funeral procession went by.
(葬儀の列が通り過ぎた)
My friend put his club down, took off his cap and bowed his head as the cortege passed us.
(私の友達は、その葬列が通り過ぎるとき、クラブを置いて、帽子を取り、頭を下げた)
I said, "That was a very decent gesture."
(私は言った。「今のはとても礼儀正しい行為だったね」)
And he said, "It was the least I could do.
(そしたら彼は言った。「僕の出来るせめてものことだ」)
She was a damned good wife to me."
(「彼女は僕には良すぎるほどの妻だった」)

■解説

日本では信心深い人が尊敬されるという風潮はあまりありませんが、英語圏では宗教(もちろんキリスト教プロテスタント)が生活に根付いています。だから友達が急に信心深い行為を見せたとき、“I”は(読者も)純粋に尊敬しています。その分、オチとの落差も大きい訳です。

ちょっと敬虔な気持ちになっているときに“damned”って言葉が紛れ込んでいるところも「笑える」ところ(といっても英語世界が出来ていないと、全然面白くありませんが)。

いくらか笑えました?

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