プールサイドあたりでペーパーバックを読んでみせたら、どんなにカッコイイことになるんでしょう。でもそこまで辿りつくのは、何万分の1というせまい確率..。ほとんどの人がちゃんと「英語みち」を歩いていないからです。

ペーパーバックへの旅立ち

「仕方なく英語を読む」というような英語奴隷では、英語という翼を抱いたとは言えません。奴隷から自由市民へと移る皮膜は、薄いものです。しかし、多くの人はその皮膜を破ることが出来ません。ペーパーバックへの旅立ちは、ほんの些細な工夫なのです。

英語を読む意味の定義付けを、もう一度

「本なんか、日本語で読めばいいじゃん」って、心の中のなまけものにケロリと言われると、うまく言い返せないものです。「絶対に欲しい、必要なんだ」という目標がなければ、熱意は続きません。ここでもう一度、英語で読む意味を定義付けし、ゼンマイのねじを巻き直してみます。

表ページではぐらかせていた秘密を開示します。ザセツする理由を付けてしまわないように。

向こう側に広がる、新世界

英語が嫌ではなくなって、まず驚くことは、英語圏における圧倒的な情報の「量と質」です。「ギィー..」と重い扉が開き、広々とした輝かしい世界が姿を現すようです。

なんだか生きていくことがせせこましく感じたのは、さては「日本という名の檻」だったか!と気付くわけです。「英語≒世界」だと、かつてうすうす感じていたことが、その予想以上に(右辺である「世界」が広いという意味で)、身に迫ります。

そのことに気付くとき、ゾゾゾ..と鳥肌が立ち、「わお、Re-bornだぜ!」体験を迎えるわけです。「何となくそこにあったから歩んでいる道」が、「無限の可能性の中から、自分が選び取った道」へと変わるのです。

この確信こそ、ぼくらが物心付いてから(結構最近ですが)、ずっと探し求めていたものではありませんか?

「無限の可能性の中から自分が選んだのだ」という確信を持ちますと、人生に迫力が出てきます。サウナでも堂々としていられるようになりますし、思い出すと首を振りたくなるような苦い思い出も、今の自分を作り上げるための貴重な体験へと書き換えられます。

たいへん大げさなことになってきましたが、また別の思考回路(=言語世界)を手に入れるということは、そのくらいインパクトがあるようです。Re-born(再び、生まれる)できるのです。

実際は..(皮膜のこちら側)

英語を学んでいても実際に扉を開けられる人は非常に少なくて、嬉々としてペーパーバックやその他の英文テキストを読むなんて人は、筆者の友達には結局一人もいないみたいです。(あ、一人いましたけど、彼女は社会言語学者を目指すくらいですので、別格に「勉強」ができますし、かけた勉強量は普通の人にはとても無理なものです。)

どうしてこんなことになるのでしょうか。何かを真剣に学ぶとき、それが自分の翼とならないようでは、意味がないと思いません? ところが実際はどうにも中途半端なところで学ぶことを止めてしまいます。

目標設定が低いことに問題があるのではありません。目標設定を低くせざるを得ないことが問題なのです。日本の英語教育がドアホウなために(失礼!)、飛び立つことが出来ないのです。よちよち歩きばかりを教え込んで、羽ばたくことを教えないからです。

How To 羽ばたき方

筆者は何度も何度もザセツを繰り返し、しかしその都度「今度こそ大丈夫」とタカをくくってみせ、持ち前の楽観主義(=脳天気さ)を見せつけてきました。シャワーで涙を隠しつつ、やっとのこと「どうやらギアが入ったぜ」状態に持ち込むことができました。

誰もが脳天気なわけではありませんし、結局読めなかったペーパーバックを隠しておくスペースがあるわけでもありません。ニュートラルでエンジンを吹かして喜ぶのは、小机(横浜の地名)の暴走族くらいなものでしょうし、ここは筆者が自ら編み出した「羽ばたき方」をみなさんに開示したいと思います。

よちよち歩きと羽ばたくことはまったく違うこと、そして羽ばたき方は今まで誰も教えてくれたことがないこと、この2つに気付くことから始まりました。具体的講義は、次のページ(英語の羽ばたき方)から。

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