英文テキストがしっくり来ないのは、alphabetがガチガチの表音文字だから。
英語は音声がメインの言葉です。英語を見たら、まずは口に出して読みましょう。日本語だって、そうやって覚えました。
テキストを見て、英語が「聞こえる」ようになったら、英語アレルギーなんてオサラバです。

英語は音声として再生しよう

「頭の中に英語再生機を作る」ことが必要不可欠であることはお分かりいただけたと思います。日本語でも「音」の構築から入りますよね。外国語を習得するときでも、やっぱりそのステップを飛ばすわけにはいきません。

日本語を習得したときのことを思い出そう

つまり赤ちゃんの頃です。

覚えている人は少ないと思います。筆者などは三日前のことも、かなり霞掛かっているくらいです。思い出すことは不可能だとして、観察してみましょう。どうやら大人たちは、やたらに赤ちゃんに話しかけます。

小学校に入るくらいまで、何しろやたらに話しかけます。絵本だって、わざわざ読んで聞かせます。それってまだ字が読めないからだと単純に思っていましたよね。

そうなんです。まだ字が読めないんです。そしてそれは、まだ音の構築ができていないからなんです。ぼくらは本能的にそのことが分かっています。だから、赤ちゃんや子供にやたら話しかけるのです。もし、字がまだ読めないことだけを問題とするなら、話しかけたりせず、テキストをひたすら読ませようとするでしょう。

つまり「音の構築」こそが、言語世界の基本となるのです。初めの一歩なのです。

英語で同じことをやるの?

本当はそれが理想ですが、大きくなると、誰かに絵本を読んでもらえることは極端に少なくなります。何より「ぼく/わたしのレベルに合わせくれる」なんてことは、まずなくなります。どいつもこいつも自分の都合ばっかりです。誰かに読んでもらうことはこの際、諦めましょう。

問題は「読んでくれる人」だけではありません。聞く側(ぼくたち生徒)の方にも問題があるのです。

大人になって、ある程度脳みそが複雑になりますと、その人にとってちょうど良いレベルなんて、もうその人にしか分かりません。

それに子供の頃のように素直ではありませんから、レベルが低いとなると「つまんない」と聞きませんし、高いとなると「合わない」と聞きません。生徒としてタチが悪いのです。

Hearingをすればいいの?

いいえ。よく「浴びるように聞け」とか言われますが、自分の実力にちょうど良いものでない限り、上滑りしてしまうだけです。

上記で思い出したことの第二のポイントがそこです。赤ちゃんや子供に話しかけるとき、その子に合わせて話しかけますよね。いきなり「Googleで検索かけてさ」なんて早口で話しかけても、たいていの場合、「何言ってんの?」って顔をされるだけです。子供の脳(言語世界)に引っかかりはしません。

「ちょうど良いレベル、ちょうど良い速度であること」が大切なのです。

いちばんいいのは、自分で自分に読んであげることです。自分なら、自分がどんなことに興味を持っているか、よく分かっていますし、レベルや速度も「ちょうど良く」合わせてやることができます。

結論:「音読」する!

古来、教育熱心な民族は音読を重視します。音読には何かあるのです。

かっこいいつもりになって「やってられっかよ」なんて言ってはいけません。本人が意識しているほど、周りは意識していないものです。前髪切りすぎちゃっても大丈夫。気づきません。ましてや音読なんて、どうぞご自由にやっちゃってください。

ちゃんと自分の耳に届くように、大きな声を出して読んであげます。声に出して読みspeakingの練習をしているあなたは、それを聞いてhearingの練習をしているあなたの先生になるのです。

Nativeを目指して、英語を音読する

今どきはDJの発音も本格的で、明らかにカタカナ読んでるだろう人も少なくなりました。昔はTVKテレビ(横浜の地方局)あたりを中心に、たくさんいらっしゃったものです。淋しくなりました。

それでも、いい発音がどんなものか分かっていることは、英語学習者にとって大変有利に働きます。

読むときは極力上手に、目指すはnativeです。Japanese Englishなんかで満足してはいけません。あくまで「完璧」「native」を目指してください。「LとR」や「F」「TH」の発音(「W」も注意)にも凝りに凝ってください。恥ずかしいのは、へたっぴだからです。へたっぴを脱するには、やっぱり練習するしかありません。

英語は学問じゃないんです。スポーツに近いものなんです。練習が必要なんです。

発音練習はどうするの?

「Native目指して音読する」のなら、その前に発音練習が必要ですね。発音練習となるとテキストでは説明しにくいので、すみませんが、各自で良い教材を探してください。
(見やすくまとめてあります。→これで英語英会話

筆者の場合は、「アレルギー治療記」で書いたように、大杉先生のNHKラジオ講座を活用しました。テープにダビングして、何度も繰り返し聴き、なるべくそっくりに真似しました。

でも、いい発音がどんなものかもう耳にある人なら、わざわざ教材を手に入れる必要もないでしょう。洋楽なんか聴いてると、真似したくなるようなかわいい発音、かっこいい発音があります。そしたら真似してください。遠慮することはありません。キャラメルを舐めてるくらいにかわいく、荒野を吹く風のようにかっこよく発音しちゃってください。

発音に凝って練習してると、不思議なことが起こります。この前まで「ワドセ」にしか聞こえなかったフレーズが、ちゃんと「What do you say?」に聞こえてくるのです。アクセントの谷間まで、全部きれいに聞こえます。

エルモが今なんて言ったのか、一字一句漏らさずに聞こえるようになります。エルモだけじゃありません。あの鼻の長い象みたいなモンスターの「フニャフニャ」といったセリフだって、ちゃんと英語に聞こえるんです! (しかしアイツは怖いですね)
→この辺のhearingに関しては「ヒアリング & スピーキング」ページに預けます。

もちろん、あんまり迷惑をかけるようではいけません。ドライブ中に歌手の英語を真似するのもいいですが、初めてのデートではまだ早すぎます。それと注意しなくてはならないのが、ヘッドフォンです。周りの人が振り返るようなら、声が出ています。すかさず咳き込んで、ごまかしましょう。

と言っても、発音練習はそこそこやれば、もういいでしょう。本筋は「音読」です。

英語再生機ができるまでの時間

英語再生機は能力です。脳みその中に出来上がる、ある種の感覚です。さか上がりや補助なし自転車やサッカーのリフティングと一緒です。「勉強」してすぐ出来るようになるものではありません。繰り返し「練習」して、徐々に染みこませていくものです。

ある程度時間が掛かります。そして、ある朝、今まで出来なかったことが簡単に出来るようになっていることに気付き、驚くでしょう。そのとき、3つの成果を手にすることになります。

  1. Speakingがとても上手になっている。
  2. Hearingが出来るようになっている。
  3. テキストを見ると自然に英語の声が聞こえてきて、英語アレルギーが治っている!

わお! 楽しみですね。早くその朝が来るといいですね。

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